■2005.10.23 深山湖:初冠雪便り(その1)




深山湖に行って参りましたヽ(´ー`)ノ



寒気が入り込み、明け方那須山塊の山頂付近が冠雪したので山を目指してみた。




天気は曇天。今年の秋は、平日は晴れ間があるものの、天気の周期がきっちりと土日と噛みあってしまって週末はずっとこんな調子だ。




さて初冠雪といっても、程度としてはこのくらいである。まだ10月でもあり、多少冷え込んだからといって平地にどかっと積もるほどではない。




山を見通すのであれば深山湖が一番場所的にはふさわしいかなと思い、板室の奥を目指す。茶臼岳や黒尾谷岳よりも、実は一列奥まったところにある大倉山のほうが雪見には条件がよい。そこに視界が通るのが深山湖(ダム)なのである。

途中、クルマの合間をねらって猿がテケテケと道路を渡っていた。冬を前に栄養をつけるべき時期なのだろうけれど、いったい何を食べているのやら。




山頂に雪は来たものの、木々の色づきはまだこれからといったところ。紅葉はあまり期待せずに登って行く。




やがて深山ダムに到着。




おお、やはり大倉山のほうが幾分派手に冠雪しているな。降雪ラインはちょうど雲の高さで、湿った風が山頂を越えるときに冷えて雪を降らせたような印象だ。




せっかくだから大川林道の様子もみてみよう。発電所脇を抜けて川筋をさかのぼる。

ごんごんごんごん・・・♪




ダム湖の紅葉は、微妙なラインながら進行はしているらしい。このあたりの標高は750mくらい。見頃になるまであと一週間から十日くらいはかかりそうかな。




ほどなく、ダム湖の北端にある禁断の門に至った。

本来ならここを通って福島県側に抜けられる筈であった。筆者が子供の頃はここを通ってヤマメやイワナを釣りによく登ったものだが、車の転落事故をきっかけに1998年頃閉鎖され、それっきり通れなくなっている。




ここで河原におりてみた。もうすこし木々が色づけば素晴らしい景観になりそうだ。




木の葉が静かに流れていく。あたりは水の音が響くだけ。とりあえず、今回は偵察ができればよいのでここで引き揚げた。




■おまけ




帰り際、また猿に出会った。はてさて、今年は猿の当たり年なのだろうのか(^^;)


<完>