■ 2005.12.04 秘湯:赤滝鉱泉 (その3)
そろそろ暗くなってきたので引き上げることにした。
でもまっすぐ帰るのもアレなので、近所にあるもうひとつの鉱泉、小滝鉱泉の位置ぐらいは確認しておこうか・・・とさらに奥地に踏み込んでみた。
ちなみに画面に写っている白い丸は雪である。
街灯などまったくない細い道を進む。
やがて小滝に到着。もうあたりは暗く、フラッシュを炊いても滝までは届かない。ここは看板のみで我慢しよう。
改装されてすっかり普通の民家っぽくなってしまったけれど、ここが小滝鉱泉の1軒宿だ。今日のところは概観を見るだけにしておこう。
さてここは写真サイトでもあるのでちょっと撮影方法を変えて実験してみよう。といっても、さきほどの風景をフラッシュを炊かずに撮っただけである。雪が写っていないことがわかるだろうか。
これはスローシャッターの効果だ。シャッターがゆっくり開いている間に降りしきる雪(→激しく動く小さな物体)は動いていってしまい、画面にはほとんど像が残らない。手ぶれとのトレードオフになるけれど 「暗いシチュエーションで敢えてフラッシュを使わない」 というのもアリだという事例だ。
滝鉱泉のすぐ目の前には渓流が流れる。さきほどの滝の風景にリトライしてみたけれど、やはりフラッシュは届かない。雪の残像がまるで人魂みたいになってしまった(笑)
そんなわけでこのへんで撤退ヽ(´ー`)ノ
それにしても、平地で見る今年の初雪がこんなシチュエーションとはなぁ・・・♪
<完>