2007.04.14
那須野ヶ原公園~千本松牧場~塩原(その2)






ちょっと千本松で時間を食いすぎた気もするので、牧場特製のソフトクリームで気合を入れて、ふたたび走り出すことにする。




そんなわけで、もうすこし山側へGO♪




■塩原~上三依




さて牧場でゆっくりしすぎて既に午後2時を過ぎてしまっている。あまりあちこち寄っている余裕もなさそうなので一気に上三依まで突っ切っていこう。




塩原渓谷に入ると新緑と呼ぶにはまだ早すぎる広葉樹の芽が吹いていた。赤っぽく見える葉はもちろん紅葉などではなく、まだ葉緑素の緑が立ち上がっていない若葉だ。本当の春先には、木々の芽はこんな色をしている。




途中、要害公園で一服。 ここは桜には早すぎ、まだ梅の季節だった。さすがに標高340mの千本松から580mの塩原まで上がると気候が違ってくるらしい。




そして尾頭トンネルを越え、上三依の水生植物園で水芭蕉でも……と思ったら、なんとオープンは明日だった(笑) なんてこったい。

実は那須野ヶ原で桜が満開になる頃、ここでは水芭蕉がイイカンジになるのが通例なので狙ってきたのだが…まあ仕方がない。ここは第二志望に切り替えよう。水芭蕉が見られるのはここだけではない。




そんなわけで、次善の策:箱の森プレイパークに方向転換。


・・・

みればどうやら筆者の同類らしい先行者が幾人かいるらしい。 ただ入場者は御覧の通りで、混雑とは無縁の状態にある。




ここは基本的にオートキャンプ場で、GWを過ぎて新緑の頃に来るのがちょうど良い。4月のうちはちょっと肌寒い。




おお、ヤシオツツジがいい感じで咲いているな。 これは栃木県の花となっている。




ツツジというとGWの頃に真っ赤に咲くヤマツツジを想像する人が多いかもしれないが、このヤシオツツジは桜より早く咲く。葉より先に花が咲くので、花の存在感が強い。




さて案内板に従って水生植物園のコーナーに行くと……おお、たしかに水芭蕉が咲いていた♪




でもちょっと整然と並びすぎというか、もうすこし自然に配置してくれると良かった(笑)




アングルを変えて密集構図にしてみた。これならそこそこ見栄えはするだろう。花の咲き具合はちょうど良い感じで、これだけ咲いているのに人が少ないのは勿体ない。

余談になるが水芭蕉は栄養のありすぎる土壌では葉ばかりが大きく育って花が冴えない格好になる。ここはちょうど良い具合に貧相な土具合のようだ。

……とりあえず、これを見れたことで本日はヨシとしよう。



所用があったので大沼には行かずに降りてきた。大沼にも水芭蕉があったのだが、また別の機会にしよう。 ということで、本日はここまでとしたい。


<完>