2007.12.27 東京湾
今回は仕事のついでに飛行機から撮った写真などを並べてみますヽ(´ー`)ノ
なかなかネタがないので、空気状態はあまり良くなかったのだが航空写真などを並べてみることとしたい。どこに行ったかというと九州の某所である。リアルな仕事事情は書きにくいので、風景のみの羅列になってしまうのはご容赦いただきたい。
まずは九州方面の空から。低層雲が厚くて地上の状況はなにもみえなかったのだが、ちょうど雲の層が高度1万mほどのところに薄く広がっていて、すれちがう飛行機がナイフのようにそれを裂いていくのが見えた。時速1000km近い機体同士の相対速度は、ざっくり2000km/h……これがなかなか面白く、写真に収めてみた。
やがて大阪湾上空にくると雲が切れ、阪神地方が見渡せた。左下にちょこっと写っているのが関西国際空港である。人工物は結構よく見える。
比較するのもアレだけれども、国土地理院の 地形図と比べてみると 「おおそのまんまだ」 と感心したくなる。ただ実際の湾岸は埋め立てが進行しているので、ところどころに微妙な相違点があるのはご愛嬌。
こちらは静岡県の御前崎だ。薄曇り状態なのと、窓が汚れているのでどうにも写りがイマイチだったけれども、地形の状況は確認できる。港湾設備が意外と大きい印象をうけた。
地図でみるとこんな場所である。ちょうど相模湾の入り口部分で、自然のままに放っておけば砂州がどんどん延びていきそうな地形にみえる。
伊豆半島上空くくると、富士山が視界に入った。これは f=50mm での撮影。
…で、同じ風景をズームレンズの広角側一杯=28mmで撮るとこんな感じ。このあたりからまた雲が湧き上がってきて視界不良気味に・・・
やがて到達したのが、本日のタイトルにもなっている東京湾。上空で夕日がイイカンジだったので湾内の船を撮ってみた。夕日の写真は本日のように多少霞がかっているほうが色のノリが良くなる。
着陸待ちがあるらしく、飛行機は東京湾上空でぐるぐると旋回していた。このタイミングで長く滞空してくれるのは撮影条件としてはありがたい。朱に染まっていく空と海を眺めながら、ゆったりと窓の外を眺めてみた。
湾内は船で混雑しているようだった。貨物船と漁船と釣り船らしい船影が、狭い湾内に交錯している。それぞれが勝手に動いているようでいて決してぶつかることはないのには驚く。
何度かぐるぐる回る間に、シンプルに2隻だけのアングルで海を撮影。絵的にはこのくらいの密度のほうが余計なものがなくていい。
ちょっとハレーションが強くゴーストバリバリの絵で申し訳ないが、肉眼では京浜工業地帯の煙が際立って美しくみえた。
今日(12/27)はもう仕事納めの頃でもあるけれど、これらの工場はまだ稼動しているようだった。年末年始はどうするのだろう、溶鉱炉でもなければ火は落とす筈なのだが。
…それはともかく、あの煙の下で労働しているニッポンの正しいお父さん達、ご苦労様です。
…そんなわけで、今年の更新はこれでおしまい(´・ω・`) 皆様よいお年を…♪
<完>