2013.04.28 GWの那須野ヶ原(その3)




■木綿畑




さて那須疎水の流れに沿って青木~箕輪と抜けた後は、那須ガーデンアウトレットの混雑を避けて木綿畑へと抜けていく。午後になるとここは那須⇔塩原をハシゴしたい観光客のクルマで微妙に混雑気味になるのだが、この日はまだ比較的余裕がありそうだった。




…で、ここで筆者は雷神社の獅子舞奉納を見てしばしマターリと過ごしたのだが、書き始めると長くなるので、そちらは別稿に譲ることにしたい。




…まあ、お祭りといっても地元ローカルな催し物で、2時間程度で終わってしまうものなのだけれどね(^^;)



 

■日の出




さて祭りを見物した後は、西日の傾きつつある那須野ヶ原を西原方面に向かい、日の出開拓のあたりをゆるゆると彷徨ってみた。

ミーハー的には千本松牧場に行った方が "さあ観光地に来たぞ感" が盛り上がるような気もするのだが、筆者は貧乏志向なのでお金のかからない方面に行くのである(自慢になっていないw)。




日の出と聞いてよくわからん、という人は開拓地のど真ん中に開けた温泉 "あかつきの湯" を目指していくと、ちょうど牧草地エリアを抜けていくことになるのでこんな風景が見える。200mおきに防風林で碁盤の目のように区切られているので那須町方面のような突き抜けた解放感はないが、これはこれで静かでいいところなのだ。




ここはまず一般の観光客は入って来ないので、ほとんど他のクルマとすれ違うこともない。風に吹かれながら昼寝でもするのであれば最高の場所といえる(ぉぃ)




…それにしても、このマターリ感(^^;) 

ほんの1~2km先では渋滞でクルマが列を作っていることを思えば、まるで別世界だな。



 

■千本松




日の出を出てからは、混雑エリアであるR400に入った。敢えてこのコースに入ったのは、沿線にツツジ群落があるからである。この付近には広くツツジが自生していて、R400沿線には道路整備時に植樹されたものが並んでいる。その咲き具合をチェックしておきたかったのである。




GWだと塩原温泉郷方面のツツジはまだ時期が早すぎ、この付近がようやく咲くかどうか…という頃合い具合になるのだが、幸い今年は早咲き気味でGW前半であるにも関わらず赤い花を見ることができた。今年はGW的には当たり年といってよいだろう。




ところで一口にツツジといっても、ヤシオツツジのように桜とほぼ同時期に咲く早咲き系のものから、レンゲツツジのように6月に見ごろを迎える遅咲き系まで、何種類もある。GWの頃に咲き始めるのは赤の鮮やかなヤマツツジ、およびサツキなどで、5月いっぱいを通して標高の高いところに徐々に登っていく。奥塩原、奥那須まで含めればまるまる3ヶ月ほどもいずれかの種類のツツジが咲いており、その見頃は非常に長い。

…まあ、今年も結構な見頃が続いていくはずなので、今日のところは慌てずに開花状況の確認程度に留めておこう。



 

■この季節のアレ




さてそんなわけで、ツツジも確認できたことだし、クルマを停めたついでにアレを味わっていこう。




そのアレとはコレである♪

ちなみに那須地域でお勧めといえば、南ヶ丘牧場のガーンジィ乳ソフトクリーム、関谷の道の駅 "湯の香しおばら" のキウイソフトクリーム、そしてここハニー牧場のソフトクリーム、そして千本松牧場のソフトクリームあたりだろうか。ジェラートまで範囲を広げるとそれこそ書ききれなくなるのでやめておくけれども、結構、いい線いっているお店が多いように思う。



 

■おまけ:大田原市内




…ということで、まあ本日のミッションはこれにて終了な訳だが、せっかくなのでそのまま大田原市街地まで走ってみた。




こちらは街路樹のサツキがぼちぼち咲き始めている。ツツジも含めて真っ赤に染まるのは…やはり来週くらいかな。桜の季節が去って、いよいよツツジの季節に入っていくと本格的な山歩きのシーズンとなる。久方ぶりにどこか歩いてみたくなった♪

…ということで、本日はここまで ♪ ヽ(´ー`)ノ


<完>