2006.0603 ゴヨウツツジ群生地(その4)
■滑走コース内に入ってみる
ぐるりと回ってゴンドラ駅まで戻ってきた。建屋の屋根には仮設の展望台(というか櫓?w)が作られている。解説役のお兄さんと 「やっぱり少ないねぇ」 などと話したところ、ここから少し下ったところに花の見られる場所があると教えてくれた。
そんなわけで、ロープウエーの下をくぐって滑走コースに出ることにした。
いつもならコース内は立ち入り禁止のはずだが、今年は遊歩道の開花具合があまりの惨状のせいか入ることができる。花のつきはこの先のほうがいいらしいのである。
ここも元は様々な木々の生い茂る原生林だった。いまではばっさりと切り開かれて広々とした芝地になっている。そこを過ぎていくと・・・
おお、ここに満開の個体がっ♪ ヽ(´ー`)ノ
山頂側の貧相な木々とちがって、ここの株は花数も多くてしっかりとしている。
スキーコースの造成で分断されてしまった群生地の下流側は、正規の遊歩道のある山頂側とちがって訪れる人も少なく、霧の中でひっそりとしていた。
100年後、ここがスキー場のままでいるのか、開発されて別のレジャーランドになっているのか、それともふたたび静かな森になっているのか、それは誰にもわからない。ただたしかなことは、伐採されてしまった部分の群生地が復元するのに、100年ではまったく足りないということだ。
…ホントに、どうするのかねえ。この群生地は( ̄▽ ̄;)
山を降りて山麓駅に着くと、こんな観光ポスターが貼ってあった。とりあえず、来年こそは、このポスターのような満開が見られるよう祈っておこう。南無南無。
・・・で、割とミーハーなので最後にこんなものを買ってみた。とりあえず戦犯企業の後始末に奔走するハンタマに栄光あれ。
【完】
■おまけ:望遠で見える世界
帰り際のカラマツ林。・・・の、上の方にに注目。
ずんずんアップ。
もっとアップ。
そこには牛が放牧されているのでありましたヽ(´ー`)ノ
・・・やっぱり、放牧というのはこのくらいの広々としたところでゆったりとするのが良いですねぇ♪
<おしまい>