2006.09.03 桧枝岐村へ(その3)



 

■桧枝岐村




そんな訳で桧枝岐村に到着した。

くねくねと川沿いの道を進んで役場付近にやってくると、集落には桧枝岐歌舞伎の幟(のぼり)が立ち並んでいた。後で知ったことだが、実は昨日が伝統芸能の歌舞伎の公演会の日だったらしい。・・・うーん、惜しいことをした。蕎麦を食ってる場合じゃなかったか(笑)




市街地を抜けるとその先は尾瀬にむけての一本道だ。桧枝岐川に沿って谷間を進む。




あたりはリゾート地らしく別荘やコテージが並んでいる。・・・が、冬季の雪の重みに耐えられなかったのか屋根が抜け落ちているものが散見された。

別荘を建てても管理しきれずにこれじゃぁなぁ……などと思ってしまうけれど、べつに桧枝岐村の住民が悪いわけではない。那須でもそうだが、別荘を建てたりリゾート開発をするのは基本的に都会のお金持ちさんなのである。



 

■通航制限区間




さて七入まで来ると大型車の通行規制の案内板があった。観光バスのツアーなどはいったんここで降りて、シャトルバスに乗り換えなければならない。 これは別に意地悪をしている訳ではなく、道路品質が悪いので大型車が通れないのだ。




これが乗換え拠点となる駐車場。さすがに夏の観光シーズンが去ったせいか、ガランとしているな。




通行規制とはいっても筆者の愛車、エクストレイルは該当しないので先を急ぐことにする。

道は極めて細い。↑写真の場所などは道幅が3m程度で普通のRV車でもすれ違うことは出来そうにない。物理的に大型車が入り込むのは難しく、これが結果的に環境を守っていることになるらしい。




最深部、御池駐車場にたどり着いたのは午後5:30だった。ここから先は一般車もすべてシャットアウトである。シャトルバスに乗り換えなければ尾瀬沼、さらにそのむこうの尾瀬ヶ原にはアクセスできない。




そのシャトルバスは本日の営業を終了していた。写真では 「次の発車 5:30」 との表記があるがこれは翌朝始発の案内である。やはり午後発では尾瀬は遠かったか…(笑) まあ、次の機会を狙えばいいかな。

ということで、とりあえず尾瀬の入り口までは来たぞということで撤退しました ヽ(´ー`)ノ

<完>