2006.10.29 日塩もみじライン(その1)




日塩もみじラインを見て参りましたヽ(´ー`)ノ



さて秋も深まり、庭先の蜜柑もイイカンジに色づいてきた。




そんな訳で、紅葉を求めて塩原方面に進出してみることにした。温泉街を抜けて、そろそろ具合の良くなっているであろう日塩もみじラインを目指すのである。




気になるのは天候具合で、天気予報では午前中一杯は晴れると言っていたのだが、雲は多めである。…が、まあとにかく登ってみることにしよう。天気が悪いからと言って諦めていては紅葉の良い時期が過ぎてしまう。




■塩原温泉郷




・・・で、途中はすっ飛ばして塩原渓谷の状況から行ってみよう。関谷からR400に乗って一本道をいけば塩原に至る。ここは福渡付近である。川沿いの木々はもう結構イイカンジに染まってきている。




そこそこ色づき具合のよさそうなカエデをみつけたので撮ってみた。ここは塩原の中でも標高の低いエリア(500m前後)で、まだ紅葉も 「さわり」 の段階にある。

紅葉の色づき具合にも美人とそうでないものの差はあり、地域によって結構な差がある。決して地元贔屓という訳ではないけれど、客観的にみて塩原渓谷には美人が多い。水辺の木々の紅葉は一般に色づきが鮮やかになると言われているが、それに加えてこの付近は昼夜の寒暖の差が大きい。これもまた色づきが鮮やかになる条件のひとつで、さらには渓谷の底にある木々は台風が直撃しても葉が痛みにくいので美肌紅葉になるのだ。




さて今日は温泉街は無視して、塩原ビジターセンター付近でR400から折れ、もみじラインを目指す。ここはビジターセンターに隣接するかんぽの宿塩原。庭木のカエデが良く染まっていた。




ここの見どころは、ビジターセンター駐車場の紅葉である。美人度はかなり高いと思う。




紅葉する木は単独でも悪くはないけれど、黄と赤の2本が綺麗に対比すると相乗効果が出る。色づき具合のピークがぴたりと一致しないとなかなかこういう絵は撮れないので、まさに一期一会(いちごいちえ)的な景観といえる。




背景ボケを狙って300mmで撮ってみた。やっぱり葉の形はイロハモミジ系が一番いいなぁ(^^;)




■もみじラインへ




ふいに日差しが出てきた。日が当たると紅葉の鮮やかさも映えてくる。




…ということで、光線具合が良くなってきたタイミングでもみじラインに入った。ちなみに塩原側の料金所は標高950m程度である。




もみじラインは、その名の如くモミジが多い釈迦ケ岳山麓を駆け上がり、五十里湖まで抜ける山岳路である。ベストシーズンは、10月末~11月初旬の頃…まさに 「今」 である。

<つづく>